みなさん、こんにちは！！

株式会社ハイトラスト坂口でございます。

住宅ローン編 第２弾､いくら借りれるのか。

僕らがお客様からご年収などいろんなことを聞かせてもらったときに、この方っていくらぐらい借りることができるのか、銀行の審査を含めて、およその金額を算出する計算法がございます。

例えば、お客様のなかには、会社の同期が3000万〜5000万ぐらいの家を買ってるから、私でもそのくらいの家が買えるだろう、借りれるだろう、という感覚で話される方が多いんですけど、

実際に自分たちがどのくらい借り入れることができるかを計る算出方法って結構簡単なんで、覚えといてもらってほしいなと思います。

勤続年数とか、会社の規模とか、そういう細かいところも審査にも関わってくるんですけど、ポイントは大きくひとつ。「返済比率」です。

最終的に何が言いたいかってところに「マイカーローン落とし穴」ってところもあるんですけど、なぜ「返済比率」の話をするのか。

ローン電卓っていう住宅ローン用の電卓っていうのがあるんですけど、最近はアプリもありまして、（僕が使ってるのは「住宅ローン」っていうアプリです）

・借入額

・返済期間

・金利

を入力すれば、月々いくらぐらい返済できるんだろうっていうのをすぐ計算してくれるので、皆さんも使ってみてほしいんですが、

例えば、年収500万円のお客様と仮定しまして。

いくらくらいの家がほしいですかと聞くと大体の方が年収の6倍や7倍みたいなざっくりしたことを言わはるので…今回は年収の7倍、3500万円の家でいきましょう。

3500万円の住宅ローンを借りる際、いざ借りる時にかかる「変動金利」は、最近は0.475％とか0.5％とか言われるんですけど、ローン審査をするときの「審査金利」とは違うんです。

僕がよく使わせてもらってる信用金庫さんは、審査をするときの金利の基準としては、約3％〜4％で見てくださいって言ってるんですけど、今回は3％でみてみましょう。

金利って浮き沈みするんですけど、大体3％みておけば大丈夫であろうというところで、

住宅ローン3500万円、金利3％、返済期間35年とした場合、月々の返済額は134,697円になります。

ここからは簡単です。

134,697円に12ヶ月掛けると、大体1年間の住宅ローンの返済額がいくらかがわかります。

「返済比率」というのは、単純にこの金額が年収に対して何％占めていますか？ということなんです。

12ヶ月にすると1,616,364円なので、年収500万円の方であれば、返済比率は32.32％。

年収に対する返済比率が30％以下であれば、審査はほぼ通るでしょう。

返済比率が35%を超えてくると金融機関によっては審査が通らなくなるというのが基準と思っておいてください。

ではここで。

なぜマイカーローンに気をつけてほしいかと言いますと、住宅ローンって100万円くらい借入が増えても月々の返済額は3,000円程度しか変わらないですけど、マイカーローンが月々40,000円あるとすると、1千万円の借入をしているのと一緒なんですよね。

例えば、先ほどの月々134,697円の返済にマイカーローン分の40,000円が増えて、174,697円になり、12ヶ月掛けると2,096,364円なので、年収500万円の返済比率は41.9％という数字になります。

このようにマイカーローンがある場合とない場合では、月々の返済比率が大幅に変わってしまって、購入を希望する金額の家が買えなくなってしまうので、僕たちはお客様にはマイカーローンのあるなしや、いくら払っているのかということは聞くようにしています。

マイカーローンがある場合は、現金で繰上げ返済してもらったり、完済してもらうなど、銀行に対して前もって対応を伝えて返済比率に入れないように依頼して申し込んだりします。

ということで、今回お伝えしたかったのは、返済比率ってなんなの、返済比率を計算していくうえでマイカーローンを入れることで比率が大きくなってしまうことが落とし穴であることを皆さまに知っていただければと思います！

住宅ローン編第２弾、これにて終了！